人生設計とは、別の言い方をすれば「生きがいを構築すること」となります。
「生きがい」の定義は人それぞれで、一括りに中身を決められるものではありません。
「個人生活×家庭生活×仕事生活」の意義の積で「生きがい」は成り立ちます。
どれか一つの意義がゼロであれば、「生きがい」は手に入らなくなります。
その3つの生活が充実していることが、「生きがい」づくりの土台です。
これを実現していくためには何が必要でしょうか。
心理学者のハンセンは意味ある人生を実現するための4要素「4L」を提唱しました。
1.Labor 仕事・職業
2.Learning 学習・研鑽
3.Leisure 余暇・休暇
4.Love 愛情・慈愛
あなたは「生きがい」をどのように考えていますか?
これを決めるのはあなただけの特権であり、他者の意見は一切関係ありません。
誰一人としてあなたの「生きがい」に口出しする権利をもっていないのですから。
家庭や交友関係が第一でしょうか。
それとも仕事や学習が第一でしょうか。
あるいは趣味やスポーツ、恋愛だという人もいることでしょう。
考えておきたいのは・・・
「どれか一つに偏っていないだろうか?」ということです。
「個人生活×家庭生活×仕事生活」の意義の積で「生きがい」が成り立つ。
先ほど私はそのようにお伝えしました。
どれか一つがゼロになっていないか、振り返ってみてください。
学校の先生の場合、自分時間(個人生活)を持てていないことが特徴と思われます。
短時間でもよいので、その確保に向けた方策を思案なさってくださいね。